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FMTは500年の歴史を持つ東海地方屈指の禅寺福厳寺の境内地内にあります。私はこの寺の次男として育ちました。厳しい師匠や、ことあるごとに「お寺の子」と呼ばれて評される重圧を嫌った私は「絶対坊さんにだけはなるものか!」と、大学卒業後も、通訳をしたりしてなるべくお寺に近づかないようにしていました。
しかし、今では私は五体満足に生んでくれた両親に感謝しています。私がこうして楽しい人生を歩めるのも、両親が私を健康にそだててくれたからだと思っています。
逆子であった私は、帝王切開で生まれました。好奇心旺盛で無鉄砲な性格が災いしてよく怪我をしました。ケンカをしたり、井戸に落ちたり、猛スピードで自転車を漕いで転び顔中擦りむいたり、、、。特に5歳の時、いたずらが高じて両足に大やけどを負い、何度も手術入院を繰り返したことは記憶に鮮明に残っています。今でこそわからないくらいに回復をしましたが、神経をやられて症状の酷かった左足は特に感覚が鈍く、大学生になっても、水中など冷えると左足がほとんど動きませんでした。だから今でも水泳は苦手です。
私が事件を起こすたびに母は、お腹の傷跡を撫でながら「お前は生まれる前から迷惑をかけ通しだね」と嘆いていたことを思い出します。
そんな私が治療される立場から治療をする立場になったのは大学時代から続けていたカラテと、交通事故の後遺症に長年悩んだことがきっかけでした。
1981年の暮れ、私は玉突き事故に巻き込まれ、鞭打ち症を患います。全身に不快感を残しながらも整形外科へ数回通院した後は、「そのうち治るだろう」と放っておきました。さらに極真カラテの全日本大会への出場を控えて、そんな状態でも毎日稽古に通っていました。ある日のウエイトトレーニング中、背中の痛みに驚いた私は、100キロものバーベルを胸の上に落とし、鎖骨から肋骨にかけて骨折する大怪我を負います。ケガをおして出場した大会ではもちろん何も出来ずに無様な一本負け。その後は体調も気分も常に最悪。朝は腰から足にかけての痛みで目覚め、新幹線の窓側に座るだけで関節の中の方が疼き、車も運転出来ない状態が続きました。
ようやく事の重大さに気付いた私は治療院めぐりを開始します。鍼灸、接骨医院、整形カイロ、整体etc良いと聞けばあらゆる治療を試しました。どれを試しても結果は思うように出ず、費用がかさむばかりです。そして最後は母の薦めで、あるスポーツ整体の先生にめぐり会い、事故前の体に回復することが出来たのです。
体の痛みや、疲労が癒されると、心に元気が湧き上がってくることにあらためて気付かされた私は、ぜひ自分もこうした技術を身につけて人々に喜んでもらえるような坊さんになりたいと考えるようになったのです。そして、大学院在学中の身でありながら無理を言ってそのスポーツ整体の先生に弟子入りし、同時並行で他のスクールへも通って知識と技術を学び、治療を開始しました。
当時の私の技術の特徴は固まった筋肉を色々な角度から刺激を与えてしっかりとほぐし、痛いけど効くという治療でした。たしかに効果があり、治療開始当初から私を支持して下さる大勢の患者さんに喜んでいただいていました。
ところがある時、訪れた重度のリウマチ患者さんを入院させるという致命的な事件を起こしてしまったのです。聞けば治療後に体の痛みが増し、2ヶ月ほど動けない状態だったそうです。ご主人がとても情けのある方で、「必ずしも私の施療が原因ではない」と逆に慰めを言ってくださったものの、正直人の体を診るという行為が怖くなりました。そして、1人でもその治療が患者の不調を招いた以上、同じ治療を続けてはいけないと思いました。確かに自分の技術不足もあったでしょう。しかし、何がいけなかったのかを考えれば考えるほど、そこが従来の整体療法の限界であるように思えてならなかったのです。
私はあえて当時の治癒理論や技術をはなれ、治療を1ちから学びなおす覚悟で全国を飛び回り、治療やトレーニングの研究に熱中しました。気がついたら800万円ものお金を注ぎ込んでいました。
イチロー選手をはじめとする世界のトップアスリートを指導する先生にも指導を受けました。ものすごい技術をもちながらもひっそりと治療をする先生にもめぐり会いました。
そしてついに、「懲り固まってしまった筋肉をほぐすために、押したり、揉んだりしてはいけない!」という思いがけない事実を発見したのです。
にわかには信じられないかもしれませんが、筋肉は、揉むと一時的にほぐされて血流が少し良くなって楽になったような気がしますが、実はその後受けた刺激に対抗するようにさらに固くなってしまうのです。
このことに気づいた私は180度治療方法を切り替えたのです。従来の治療をさらにレベルアップさせたどころの話ではなく、これまで「カラスは黒い」と言っていたものを「実はカラスは白かった」というほどの転換でした。具体的な療法の変化を簡単に言うと、筋肉の緊張を柔らげるために筋肉に強い刺激を与えて筋肉をほぐす治療から、筋肉を緊張させている自律神経に働きかけて緊張の指令を解く治療に切り替えたのです。
それまでの施術と比べ、強い刺激は全くない、時間もかけてはいけない。正直あまりの革新に患者さんがついてきてくださるかどうか不安でした。
しかし、新しい手技は私自身が驚くほどの結果を続々ともたらしました。確信を持った私は、あの入院をされたリウマチの患者さんに手紙を出したのです。「もう一度チャンスを下さい」と。週3回の治療を重ねること10ヶ月。その患者さんは毎月の病院の検査で医師から驚きを込めて「まだ多少のこわばりが認められるものの、もうリウマチではない」と診断されたのです。本人から報告を受けた日、私は部屋にこもって一人泣きに泣きました。
私が治療したというより、ご本人が自分の体ときちんと向き合う強い気持ちを持っておられた結果です。私はそのきっかけを与えたにすぎません。人間の命の不思議さにあらためて感動させられた出来事でした。
現在、FMT治療部門である当治療院は、地域ダントツ一番の治療院という自負と過信のもと、たくさんの方々に支えられて成り立っています。FMT自然整体はこれからもあなたのFMT自然整体であります。来ていただいている皆様への責任として、私は治療のための努力と研究を惜しまないことを約束します。そしてこれからもFMT自然整体は発展拡大、質の向上と共に、痛いとき、辛い時に気楽に来院できる駆け込み寺としての治療院を目指します。どうぞ末永いご愛顧をよろしくお願いします。
F・M・T自然整体院 院長 
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F.M.T自然整体院は、
愛知県小牧市にある整体院で、頭痛や肩こり腰痛だけでなく、自律神経失調症・うつ病・生理痛・耳鳴り・不眠症・オスグット・野球肩・膝の痛み・顎関節症にも対応しております。名古屋市/春日井市/尾張旭市/瀬戸市などからもご来院されます。
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